
『すずめの戸締まり』のあらすじをお伝えしますね!
目次
主人公・岩戸鈴芽
岩戸鈴芽(すずめ)
- 九州の静かな町で暮らす17歳の女子高生
- 叔母と二人暮らし
- 幼い頃に母を亡くしている
運命の出会い
登校途中、すずめは美しい青年宗像草太に出会います。彼は「扉を探している」と言って山の方へ。気になって後を追うと、廃墟の中に古い扉を発見。
扉を開けると、そこには美しい異世界のような景色が広がっていました。
災いの始まり
扉の近くにあった謎の石(要石)を抜いてしまったすずめ。すると…
- 扉から巨大な「ミミズ」(災いをもたらす存在)が出現
- 草太が扉を閉めようとするが、呪いで椅子に変えられてしまう
- ミミズは地震を引き起こす災厄の存在だった
日本中を巡る旅
椅子になってしまった草太と、猫の姿になった要石「ダイジン」と共に、すずめは日本各地に現れる扉を閉じる旅に出ます。
訪れる場所:
- 愛媛
- 神戸
- 東京
- そして…東日本大震災の被災地へ
旅の中で、すずめは自分の過去と向き合い、封印していた記憶に辿り着いていきます。
美しい映像、感動的な音楽、そして「喪失」と「再生」を描いた新海誠監督の傑作です!
『すずめの戸締まり』の感想をお伝えしますね!
新海誠監督の集大成的作品
映像美が圧倒的
- 廃墟の美しさと哀しさの表現が秀逸
- 扉の向こうの幻想的な常世の描写
- ミミズの巨大感と迫力
- 日本各地の風景が丁寧で美しい
- 大画面で観るべき作品
音楽が心に響く
- RADWIMPSの楽曲が物語に完璧にマッチ
- 「すずめ」「カナタハルカ」が名曲
- 音楽と映像の一体感がすごい
テーマの深さ
- 東日本大震災への向き合い方
- 喪失と再生、そして前に進む勇気
- 過去を受け入れることの大切さ
- 「行ってきます」と言えなかった後悔
- 観る人の経験で受け取り方が変わる
キャラクターの魅力
- すずめの成長が丁寧に描かれている
- 草太が椅子になる設定が斬新で可愛い
- ダイジンの憎めないキャラクター
- 旅の途中で出会う人々の優しさ
感動的なシーン
- 幼いすずめと大人のすずめの対面
- 「すずめ、大好きだよ」のシーン
- ラストの戸締まりシーンで涙腺崩壊
- 叔母の想いを知るシーンも泣ける
賛否両論な部分
- 震災を扱うことへの賛否
- ファンタジー要素と現実のバランス
- 人によって受け取り方が分かれる
全体の印象 エンターテインメントとして楽しみながら、深いテーマも感じられる作品。観終わった後、自分の大切な人や過去と向き合いたくなる。何度観ても新しい発見がある、心に残る映画です。
涙なしでは観られない、美しくて切ない傑作ですね!🚪✨😭